キッチンの床は特に汚れやすく、傷みやすいと言われています。
キッチンは毎日使う場所でもあるため、気付かないところで油汚れや水汚れが溜まっていくものです。
不衛生にもなりやすいので、じゅうたんなどを敷いていてもめくってみるとひどく汚れてしまっていたり、変色してしまっていたり、傷んでギシギシ音がなってしまう場合もあります。
やっぱり毎日使うならきれいな方がいいし、特に主婦の方にとってキッチンはとても大切な場所なので、使っていてストレスがない方がいいですよね。
ただ、リフォームしようと思っても「相場が分からない」「どんなリフォームがあるか知りたい」という方も多いのではないでしょうか。
実際のところ業者に見積り依頼を出しても、1社だけだと相場よりも高い金額の見積もりが届くケースもありますし、悪徳業者の場合、安くても質の悪い工事をされてしまう場合もあります。
そこで今回は、キッチンの床リフォームの種類や相場、安くするためのテクニックをご紹介します。
キッチンの床をリフォームするタイミング
キッチンの床は、気づかないうちに傷んでしまったり汚れてしまっていたりするケースがほとんどです。
そのため、築年数というよりもキッチンの床の状況で判断するのが好ましいです。
じゅうたんを敷いているところと、そうでないところの色合いが明らかに違う場合はリフォームの目安です。
また、一部分だけ踏むとギシギシ音がなるようになったり、家具の重さや物を落としたりしてくぼみがあちこち出ていたりする場合はも要注意です。かなり床の傷みが進行しているサインなので、リフォームするタイミングと判断してください。
また、ライフスタイルの変化(子供が生まれた、小さい子が多い、子供が大きくなった、子供が家を出ることになったなど)に応じてもキッチンのスタイルを変更した方が生活しやすくなる場合もあります。
その時々に応じて、使いやすい、最適な形を取るようにすると家事のストレスもかなり削減することができますよ。
キッチンを移動した場合
キッチンを移動した場合、床のリフォームが必要になります。
ここ数年で色々な種類のキッチンが登場しており、様々なキッチンにリフォームする方が多くみられます。
たとえば、以下のようにキッチンを移動する方が多いです。
まず、対面キッチンというキッチンの正面にリビングやダイニングがあるタイプのキッチンです。家事をしながらリビングの様子が見えるので、小さな子供のいる方にぴったりです。
壁付から対面式キッチンにリフォームした事例

建物種別 | 戸建て |
---|---|
改修規模 | 全面リフォーム |
築年数 | 築31年 |
施工期間 | 約70日 |
工事費 | 約200万円 ※LDK合わせての工事費 |
地域 | 愛知県 |
家族構成 | 1世帯4人(大人2人、子ども2人) |
このように、壁付キッチン(壁に向かって調理するキッチン)から対面式キッチンに移動するものが多く見られます。
さらに、アイランド型キッチン(部屋の中央にシンクやコンロを独立された配置で作られたキッチン)にリフォームする方もいらっしゃいます。
対面式キッチンですが、完全に独立しているので、開放感があり視界が広がりとてもオシャレな仕上がりになります。
そして、もう1つは2階へ移動する場合です。ライフスタイルの変化に伴い、キッチンを1階から2階へ移動させるケースも増えています。1階が広々使えるので、特に二世帯住宅に変更する方はキッチンを2階に移動される方が多くいます。
他の階に移動した事例

出典:ホームプロ
ライフスタイルや好みに応じて、様々な種類のキッチンスタイルに変更することが可能になりました。
このようなキッチンの場所を変更した場合は、キッチンにあった床材を使わないと汚れや腐食、過度なへこみの原因にもなるため、床のリフォームも行うようにしましょう。
キッチンの床が古くなった場合
築年数が10年~15年ほどになると、気づかないうちにキッチンの床が傷んでいるケースが多いです。
使い方によってかなり差がありますが、キッチンは気づかないところで油や水が飛んでしまって汚れていたり、1日に何度も往復したりするので他の床と比べて傷みやすい傾向にあります。
目に見えてボロボロになってきた場合はもちろんですが、風化によって変色してしまったり、拭き掃除をしていなくて変色してしまったりするケースもあります。
じゅうたんなどを敷いている場合は、裏側と何も敷いていない箇所の違いを見て判断するようにしましょう。
また、重たいものを長期間移動させずに使い続けていると床がへこんでいる場合もあります。
凹凸が激しかったり、床がめくれてしまっていたり、傷がかなりひどくついてしまっている場合はリフォームのタイミングであると判断してください。
床の張り替えリフォームの種類
床の張替えというとかなり大掛かりで、費用も高くなってしまうというイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。
しかし、床の張替えは実はリフォームの中でも技術力の差が現れにくく工期も短いため、比較的早く安く抑えられると言われています。
最初に、床の張替えの種類をご紹介します。
重ね張り(レイヤー工法):費用が安い
出典:http://sumai.panasonic.jp/sumai_create/hint/0055cat003.html
既存の床材をはがさずに、その上に新しい床材を重ねる工法を「重ね張り(レイヤー)工法」と言います。
重ね張りできる床材には、フローリング、クッションフロア(クッションタイル、フロアタイル)があり、使用目的や好みに応じて選びやすい利点があります。
既存の床材をはがさないので工期の目安は1日~2日です。早いと半日で終わるくらい短いので、人件費も抑えられます。重ね張りする床材自体も単価が高くないので、床リフォームを安く行いたい方におすすめの工法です。
張り替え:バリエーションが豊か
出典:http://sumai.panasonic.jp/sumai_create/hint/0055cat003.html
既存の床材をはがして新しいフローリングを張る工法を「張り替え工法」といいます。
古いフローリングを剥がす作業と、新しい床材を張る作業が必要があります。工期も1週間~2週間ほどかかる場合が多いです。また、フローリングの素材や種類も重ね張り素材と比べて高くなるため、費用も大きくなります。
しかし、張替えは床材の種類が豊富で好みのカラーや性能を選ぶことができるメリットがあります。
新しく張り替える床材には、フローリングやタイルを用いることができます。
「床を暖かくしたい」「水はけをよくしたい」「オシャレなデザインにしたい」など、自由に選ぶことができるのです。フロア選びのバリエーションに富んだ工法でもあります。
性能を高めつつインテリアコーディネートもしやすくなることからも、キッチンを理想の形にしたい方にはぴったりの工法と言えます。
キッチンの床材の種類
性能を高めたり、キレイで使いやすくしたり、足元を温かくしたりとキッチンの床への希望は人それぞれです。そんな理想のキッチンにするためには、床材選びは欠かせません。
希望に合ったキッチンに使える床材を把握することは、失敗しないキッチンの床リフォームには必要です。希望に応じて適切な床材を選ぶようにしましょう。
ここではキッチンの床材の種類とそれぞれのメリット、デメリットについてお伝えします。
フローリングの特徴

出典:https://www.daiken.jp/product/detail/floor/10100018.html
フローリングは木質系の床仕上げ材のことで、新築物件に多く見られます。
フローリングのメリットは、選べる素材の種類とデザインが豊富で見本とほとんど変わらない仕上がりになる点です。手持ちの家具との相性がイメージしやすく、インテリアコーディネートがしやすいです。
また、木材を加工して使用しているので、丈夫でへこみにくく、掃除の手間が省けるメリットもあります。
木材特有の温かいイメージを演出できますし、断熱にも優れているため床暖房にも適している床材です。
デメリットとしては、古い床材をすべてはがして張り替えないといけないため費用が高くなってしまうことです。
また、キッチンだけ変更するとリビングとの色合いが変わってしまいます。これではリフォームしても見栄えが悪いですよね。
したがって、同時にリビングやダイニングなどを行うケースが多く、リフォームする面積が大きくなります。そのため、その分費用が高くなってしまう恐れがあります。
ただ、フローリングも重ね張りができるので、費用を抑えることが可能です。
しかし、重ね張りをすると重ね張りをしていないところとの段差ができてしまうデメリットがあります。
汚れたらすぐに掃除する:汚れに強くない
フローリング自体の取り扱いはさほど難しくないため、手入れのしやすい床材であると言えます。基本は汚れたらすぐに掃除をする必要があります。
汚れをそのままにしておくとハウスダストの原因になったり、人の通りが多いことで汚れが黒ずんでしまったりと、フローリングの痛みを促進させてしまうので注意が必要です。
しかし、一言でフローリングと言っても使われる木材には「ナラ」「カエデ」「オーク」「ブナ」など様々な種類があります。
加工方法も表面だけのもの、木材の内部までしっかり染み込ませるものがあります。
さらに、加工をせずにそのまま使用するものなどがあるため、フローリングの素材と加工方法を把握しておく必要があります。
これを知らずに掃除をしてしまうと、床材と洗剤の相性が悪い場合、フローリングの色が変わってしまいます。
または、逆に傷めてしまう原因となるので注意しましょう。フローリングの状態を把握することも大切なことです。
さらに、ワックスがかかっているフローリングを水拭きするとワックスが取れてしまいます。エタノールで拭いてしまうと白っぽくなってしまうため、掃除をする前に確認するようにしましょう。
タイルの特徴
出典:http://homepage3.nifty.com/ichimoku/_src/sc1834/all5.jpg
外壁や浴室でおなじみのタイルもキッチンの床材として使用することができます。キッチンの床にタイルを用いるメリットはなんといってもオシャレ感です。
フローリング、クッションフロアと比べて見栄えが非常によく、特に部屋のインテリアが洋風の場合、相性が抜群にいいです!
また、掃除がしやすい点もメリットとして挙げられます。
さらにタイルはひんやり冷たいので、夏に裸足で歩くと冷たさを感じることができます。
キッチンは火や電化製品を多く使うため熱がこもりやすいので、夏に過ごしやすいこともキッチンの床をタイルにするメリットです。
ただ、冬は靴下やスリッパを履かないと寒くなってしまいます。
タイルは1枚1枚張っていく必要があるため、工期が長く、価格も他の床材に比べて高くなる傾向にあります。
耐久性が高いので汚れに強い
キッチンの床で一番気になるのは汚れです。
毎日使うところでもあるし、油や水などが跳ねてしまい、気づかないうちに汚れているというケースは多いです。特にフローリングやクッションフロアだと汚れに気づきにくく、劣化が進んでしまう場合もあります。
一方、タイルは表面がツルツルしていて、光を反射してくれるので細かな汚れに気づきやすいです。
しかし、耐久性が高いので、気付いたらサッと拭いてしまうだけで清潔な状態をキープすることができます。
ただ、タイルの目地に汚れがついてしまった場合、非常に取りにくいです。特に白い目地の場合だとかなり大変です。
しかし、フローリングとは違い、使用できる洗剤も多いため、こまめに掃除をしてきれいな状態を保ちやすい床材であると言えます。
また、耐久性が高く、傷や割れてしまうことは少ないですが、食器等を落とした場合、割れた食器の破片がそこら中に飛び散ってしまいます。
重たいものを落としてしまった場合や衝撃が強い場合にはタイルもひび割れしてしまう恐れがあるので注意しましょう。
クッションフロアの特徴

出典:https://item.rakuten.co.jp/kabegamiyahonpo/rycf-sg-hf-028-2/
クッションフロアは、塩化ビニール素材でできている床材です。
シートタイプになっており、クッション素材が入っているものが「クッションフロア」。シートではなく、フローリングのように板状になっているものを「フロアタイル」と呼びます。
張ったり、並べたりするだけの簡単施工です。工期も短く、床材の価格自体も他の床材と比べて安いのでコストも抑えられます。
また、手入れが簡単なところがこの床材のメリットです。
クッションフロアの場合は触ると弾力があるため、柔らかいイメージの仕上がりにはなります。フローリング等の床材の上に張るので、床暖房にも適している床材でもあります。
また、様々なバリエーションのデザインがあるため、好みに応じて選びやすい点もメリットです。
しかし、重たいものを載せると跡がついてしまったり、傷や凹みがつきやすかったりするデメリットもあります。
汚れに強いが熱には弱い
出典:https://item.rakuten.co.jp/kabegamiyahonpo/rycf-sg-hf-028-2/
塩化ビニール素材で出来ているため、非常に防水性の高い床材です。そのため汚れに強く、掃除もしやすいです。
しかし、クッションフロア自体が薄いため、重さと熱に弱く、破れてしまったり、へこんでしまったりします。最悪の場合溶けてしまう場合もあるため、取り扱いには注意が必要です。
耐熱温度は60~80度と言われているため、コンロ周りでの油の飛び跳ねや調理したものや熱を持った調理器具などを落とさないように注意しましょう。
このような状態を少しでも防ぎたい場合は、厚さのある頑丈な店舗用のクッションフロアを使用するといいでしょう。
床材の選び方やポイント
それぞれの床材にはメリットもあり、デメリットもあります。
予算や目的に応じて床材を選ぶと納得のいくリフォームができます。キッチンの床材を決める前にまず、リフォームの予算や目的を明確にするようにしましょう。
仕事でも勉強でも同じですが、目的がはっきりすれば手段、方法論が考えやすくなります。
「どんなキッチンにしたいか」「どんなリフォームにしたいか」「リフォームに求めるものは何か」など、具体性を持って考えるようにしましょう。
安く床をリフォームしたい
リフォーム費用を可能な限り抑えたい場合は、クッションフロアがおすすめです。
フローリングやタイルは素材自体が高いですし工期も長いため、比較的高額のリフォームになります。
しかし、クッションフロアであれば、素材も安いし工期も短いためリフォーム費用を抑えることができます。
また、クッションフロアはシートだけ購入して自分で張ることも可能です。
クッションフロアであれば、好みに応じて様々なデザインのシートがあるため、安くて選びやすいです。一石二鳥ですよね。安く床のリフォームがしたい方は、クッションシートを検討してみてください。
手入れが楽なほうがいい
日々の手入れの楽さを求めるならクッションフロアかタイルがおすすめです。
塩化ビニール素材のクッションフロアは洗剤も使いやすいです。
さらに、防水効果も高いので非常に手入れがしやすい特徴があります。また、タイルも洗剤を選びませんし、サッと拭くだけできれいになるためおすすめです。
ただ、タイルの場合は目地が汚れてしまうとかなり手入れが大変になるので注意してください。
汚れたと思ったのであれば、すぐに掃除しないと汚れが取れにくくなる可能性があります。
木目以外のデザインが良い
床のデザインを木目以外にしたい場合は、クッションフロアがおすすめです。
クッションフロアには、木目以外の様々なバリエーションのデザインがあります。好みに合わせて選ぶこともできます。
また、色違いやレイアウトのサイズ違いなど、細かなところでも異なるデザインが施されている場合が多いです。
インテリアとも合わせやすいし、演出もしやすいのが特徴です。デザインにこだわりがある方で、木目以外にしたい場合におすすめです。
床暖房にしたい
タイルの場合、夏は涼しくても冬はかなり寒くなるため、床暖房を考えている場合はクッションフロア、フローリングがおすすめです。
クッションフロアは弾力もあるし、熱が伝わりやすい特徴があります。耐熱温度も60度から80度なので、溶けてしまう心配もありません。
また、フローリングは木材特有の熱を逃がさない性質や、見た目の温かさを感じることができますよね。
ただし、クッションフロアと比べて価格が高くなってしまうので注意してください。
キッチンの床のリフォーム費用・相場
リフォームはする場所によって相場が大きく異なります。
さらに、リフォーム業者や素材、規模、工期など様々な要因でも費用が変わってきます。おおよその相場を把握して、見積もりを依頼すると適正な価格でリフォームすることができるようになります。
ここでは一般的なキッチンの床リフォームの相場をご紹介します。
フローリングの張り替えは10万円が相場
古い床材をはがして、新しいものに変更するフローリングの張替えは10万円が目安です。
素材を高価なものにした場合や、施工面積が広くした場合はその分上乗せになるため、一般的な広さのキッチンの相場であると考えてください。
また、リビングやダイニングも同時にリフォームする場合は施工面積がかなり広くなるため、30万円以上かかる場合もあります。
安いクッションフロアなら工事費込みでも安い
クッションフロアであればフローリングに比べて安くリフォームすることができます。
6万円~8万円ほどが相場になりますが、こちらもクッションフロアの価格、施工面積により大きく異なる場合があります。
ただし、クッションフロアは工期が短いことが特徴でもあるため、フローリングやタイルと比べると工事費込みでもかなり安く仕上げることができます。
キッチンの床のリフォーム事例
実際にキッチンの床リフォームを行った際の価格や工期の事例をご紹介します。リフォームを考えている方はぜひ参考にしてください。
また、業者ごとにリフォームの価格は異なるため、実際にこの価格でリフォームできるかどうかは業者によって変わってきます。こちらの事例を参考に業者選びを行うようにしてください。
キッチンの床の補修工事:11万円
出典:https://www.homepro.jp/jirei/B48525.html
建物のタイプ | 戸建住宅 |
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価格 | 11万円(単独工事をする場合の概算です) |
築年数 | 26〜30年 |
工期(全体) | 1日 |
面積 | 10.00m² |
10㎡の施工面積にフローリングの張り増しをした工事事例です。
築年数によって、フローリングも使用できる部分と腐食などが原因で使用できない部分があります。使えないところを取り除き、補強してから新たに全体にフローリングを張ってあるリフォームです。
施工面積が小さく工期も短いため、相場通り11万円でリフォームすることができています。
フロアタイルへのリフォーム:30万円
出典:https://www.homepro.jp/jirei/B78436.html
建物のタイプ | 戸建住宅 |
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価格 | 30万円 |
築年数 | 不明 |
工期(全体) | 1週間 |
フロアタイルを床材に用いたリフォームの事例です。
キッチンだけでなく、リビング、ダイニングも同時に行ったため施工面積も広く、工期もかかってしまったため30万円になりました。
ちなみにフローリング材を使用した場合は安くて45万円から50万円、素材によっては60万円以上する場合もあります。
このように、キッチンの床リフォームは使用する床材、施工面積、工期によってかなり開きが出ます。目的に応じてこだわって床材や施工面積を決めるようにしましょう。
キッチンの床のリフォーム価格を抑える
業者によって費用が大きく異なるキッチンの床リフォーム。
でも、汚れたままであったり、古いまま使ったりするのもストレスが溜まってしまいます。
かといって高額なリフォームになってしまっては支払いが大変だったり、納得がいかなかったりする場合もあります。
そこで、キッチンの床のリフォームを少しでも安く行うための方法をご紹介します。
安い床材を選ぶ
まずは床材を安いものにすることが必須です。
フローリングの方が見栄えがいいからと先入観で選んでしまうと、想像以上の見積りが返ってくる場合があります。
安く抑えるならフロアクッションがおすすめです。
フロアクッションといえど、今ではフローリングと区別できないほど精巧に作られたものや、タイルに負けないおしゃれ感を演出できるデザインもあります。
また、フロアタイルでも費用を抑えることができるため、安く済ませるためには安い床材を選ぶといいです。
複数社の見積もりを比較する
リフォーム代を安く抑えるには、複数社に見積もり依頼をすることも必須です。
例えばテレビを買うときもいろんなお店を回って価格を確認した方が安く購入できますよね?
テレビであれば数千円~数万円ほどの違いになりますが、リフォームの場合はこれが数万円から十数万円変わることもあるんです。
1社に見積もり依頼を出すだけでは、その業者が30万円の見積もりを出して来たらその条件でお願いするしかなくなってしまいます。
しかし、2社、3社に依頼をすれば、安くやってくれる業者が見つかる可能性があがります。先ほどは30万円でもほかの業者は、20万円でやってくれることもあるのです。
なので、リフォーム代を1円でも安くしたい場合は複数社に見積もりを依頼するようにしましょう。
この際、1社でも多くに見積もり依頼をすることがポイントです。
一括見積もりサイトを利用する
複数社に見積もりを依頼するといっても、打ち合わせだけでもかなり時間がかかります。そもそもどのくらいの業者がお住いの地域にあるかもわかりにくいですよね。
そこで一括見積もりサイトを利用することをおすすめします!
一括見積もりサイトでは、条件を入力するだけで施工可能な複数の業者から、見積書、リフォームプラン、リフォームのアイデアを受け取ることができます。
入力自体は5分もかからずできるので、1社ずつ回って見積もりを依頼する手間も省くことができます。
また、一括見積もりサイトには一定の基準をクリアした優良業者しか登録されていないので、悪徳業者に引っかかる心配もありません。
やっぱりリフォームで粗悪工事や手抜き工事、素材のグレードを勝手に落とすなどをする悪徳業者は少なからずあるので、そういった不安を払しょくできる点も大きなメリットです。
しかもこの一括見積もり比較サイトは「無料」で行うことができるんです!
自宅にいながら、手間をかけずに無料で複数業者に見積もりを依頼できるなんて使わない手はないです。
少しでも安くキッチンの床をリフォームしたい方は、ぜひ一括見積もり比較サイトを利用してください!
まとめ
キッチンの床のリフォームは床材、施工面積によって費用が大きく異なります。
床材にはフローリング、タイル、クッションフロア(フロアタイル)があり、価格を抑えるなら重ね張り工法が可能なクッションフロアがベストです。
それぞれに長所、短所があるため、好みや目的に応じて選ぶようにしましょう。
また、業者によってリフォーム費用はかなり差が出るため、安くいいリフォームをするためには複数業者の比較が必要になります。
一括見積もり比較サイトを利用して、格安リフォームを実現しましょう。
キッチンのリフォームは、100万円以上を超える高価な買い物です。できれば値段を安くしたいものです。
実は、値段の高いキッチンのリフォームですが、誰でも必ず安くできる方法があるってご存知ですか?
同じ内容のキッチンのリフォームなら安くておしゃれなほうがいいですよね。